広島初上陸 バンクシー展  2021/11/17 

話題の展覧会の特別編、ついに広島初上陸!
バンクシー展 天才か反逆者か 広島エディション
満を持してお出掛けしてきました。

平日とはいえ、混雑するらしく当日券の予約状況を
確認しつつ比較的空いてそうな10時に行きました。

結果的には、少し待てば入ることができました。
でも、今まで何回も行ったひろしま美術館の中では
最大級に混んでます。

音声ガイドをアプリで聞くことができるようなので
イヤホンを持っていくことをおすすめします☆

入口には『風船と少女』のパネルがあり
ここでみんな手を伸ばし記念撮影をしています。

バンクシー展は写真撮影がOKです。
版画だけでなくオリジナル作品がたくさん展示されていました。

キャンバスだけにとどまらないバンクシーを
美術館でも感じることができる段ボールの作品など
貴重なものがいっぱい展示されています。

オリジナル作品をよく見ると
意味深なダンボールの穴、
ホワイトで消した跡
下描きの鉛筆の線などいろんなものが見えてきます。


反戦・反資本主義・反グローバリズムなど
たくさんのメッセージを発信する一方
これだけ知名度があっても匿名性を保つバンクシー。

せっかくなので予習してから行こうと
『覆面アーティスト バンクシーの正体』という本を
図書館で借り、予習してから鑑賞です。
本に載っている作品がいっぱい展示されていて
展覧会が2倍楽しめます。

徒然草の石清水八幡宮の件じゃないですが
大切なものを見逃さないように先達に頼るのはいいですね♪
ありがとう図書館の本!
次に借りる方も楽しんできてください!

ちょっと殺せんせーに似ていませんか?

鑑賞後は絵葉書を購入。

Keep it real のオリジナル作品も
展示されていました。
背景が赤のオリジナルアートワークは
右側面に白字でBANKSYが抜かれています。
厚みのある作品は横から覗き込んだり
しゃがんで見たりすると発見がありますね。

私が一番注目したのは最後の方に展示されていた
『ポリス・ライオット・トラック』(音声ガイド1001)
ボロボロの装甲車の上に虹がでている絵ですが
よく見ると、目を隠され滑り台を降りる人の下方に
1ミリにもみたない深紅の飛沫がてんてんと・・・
他にもたくさん考える余地を与えてくる作品でした。
やっぱりバンクシーはすごかったです!