縮景園で紅葉狩り 2021/11/29

朝晩の冷え込みが急に厳しくなってきました。

紅葉の季節も終わりに近づいた
縮景園と広島県立美術館に行ってきました。

今年の秋は、美術館を堪能しております。

県立美術館では古伊万里大規模展覧会を
開催中!
伊万里焼の歴史とその変遷を時代を追って
わかりやすく展示されています。

江戸時代(1600年代中期)の古伊万里には
東インド会社のマークがあり、まだ陶磁器の技術が
なかったヨーロッパに輸出されていた様子がわかります。

ドイツの名窯マイセンの創始者アウグスト強王は
熱狂的磁器コレクターで、熱狂するがあまり
自分のところでも作りたいとマイセンを創めたそうです。
フライヤーにある『マイセンも憧れた日本の磁器』の
言葉の意味がやっとわかりました。

繊細優美な柿右衛門様式と絢爛豪華な金襴手様式
和も洋もどちらも素敵です♪


宮殿や大邸宅の室内装飾として用いられていた
大壺の存在感!!
牡丹や薔薇の花文が煌びやかです。
一部の作品は写真撮影も許可されており
壺の前に立った写真を後から見たら、その大きさと
豪華さがスゴイです。

美術館に入場するとプラス100円で縮景園に
入場できます。
縮景園では今、お庭を見ながらの喫茶スペースも
設けられています。
夜はライトアップがあり、私が帰るころには
美術館ロビーにライトアップ目当ての方々が
続々とスタンバイされていました。

広島市のど真ん中に、なんとも贅沢な空間♪
池の近くでは鯉が「餌をくれよぉ~」と
大きな口を開けて泳ぎ寄ってきます。
梅の季節だけでなく、秋もとってもおすすめ縮景園。

美術館とセットでぜひお楽しみください♪